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2012年 07月 11日
昨日ご紹介した夏のアーティスト・イン・レジデンス「肌理(きめ)と気配」参加アーティストの建築家ユニットassistantがACACにて作品制作を本格化させています。
We introduce the project of architects unit assistant, the participant artist for the AIR 2012 in summer "Kime to Kehai (Texture and Sense)." assistantは2002年に松原慈(めぐみ)さんと有山宙(ひろい)さんにより設立されたユニットで、建築から美術まで様々な領域を横断しつつ幅広い活動を展開しています。ACACでは2010年2月に一度ワークショップをしていただいたことがあります。このワークショップはassistantが当時青森県立美術館で開催されていた「ラブラブショー」というグループ展に参加していたことから、県立美術館とACACの連携プログラムとして企画された2館にまたがって開催されたものでした。 ワークショップ詳細についてはこちらのレポートをご参照ください。 http://acacaomori.exblog.jp/14124053/ The architects unit assistant was established by MATSUBARA Megumi and ARIYAMA Hiroi. Their activities are very wide range and interdisciplinary. We invited them for the workshop project 2 years ago. It's a kind of collaboration between Aomori Prefectural Museum and ACAC. You can see the detailed report through ACAC blog. http://acacaomori.exblog.jp/14124053/ あれから2年以上が経過した今回は、ACACのギャラリーAの大空間を用いて建築的な作品の制作を進めています。今回の作品はなかなかユニークな発想でつくられていて、ACACのみで完結するものではありません。美術の作家はレジデンスでつくった作品を他の美術館や国際展で何度も発表することがよくあるのですが、建築は一度建ててしまったら基本的にはそこで完結します。今回のようなレジデンスの機会でつくる作品も、通常はインスタレーションとしてその場特有のその場限りの作品としてつくられ、展示がおわると壊して終了ということが多々あります。assistantはそんな状況に疑問を感じ、建築の新しいつくりかたに今回挑戦します。 具体的には、2010年から計画を進めて現在奈良で建設中の《33年目の家》という住宅の部分を複数の場所で制作・展示し、最終的にはそれらを奈良まで運んでひとつの家が完成するというプロジェクトです。ACACでは主に2つの部屋というか建物を制作します。大枠は大工さんとの大掛かりな仕事で、細部は手づくりで光などを取り入れてオリジナルのインスタレーション空間をつくります。ちなみに7月2日から10日までは東北大学が主催するせんだいスクール・オブ・デザインの招聘のもと仙台でも金属による家型の作品を完成させてきました。こちらは建築家フィリップ・ジョンソンのゴーストハウスへのオマージュだとか。これも最終的にACACの展示が終了する9月17日以降に青森の作品と一緒にいちど解体して奈良に運んで再構成して、住宅となる予定です。 仙台で実現した作品はせんだいスクール・オブ・デザインのウェブサイトにたくさん掲載されています。 http://sendaischoolofdesign.jp/archives/8612 彼らは最近こんなことを言っていました。「移動するのは人か建築か?」 なかなか面白い問いですね。 制作の様子はブログで日々アップしますので、ご期待ください。 This time we invite them for our Artist in Residence Program. They stay ACAC for 2~3 months to realize new project. They try to do really new and avant-garde work. Usually fine artists make new art work through residency program, after the finish of the residency, they often bring this work to other exhibitions or festivals. But for architects, once they built an architecture in a place, they cannot move it. It's fixed. Moreover, kind of architectural installations are break down after the exhibition closed. And a lot of garbages emerged. assistant are doubt this things and try to make new circulation of things and times. It's the comment from Megumi about their project in Aomori. Our project explores the parts of architecture as exhibiting pieces. A few selected parts of the House of 33 Years, a residence under construction in Nara planned to complete in Autumn 2012, will be built and verified by us in the exhibition space. After the show, those parts will be transferred to the actual site and be assembled to the house they should belong to. The project raises a question “Which is moving; people or architecture?” Please looking forward to the exhibition. hh
by acac-aomori
| 2012-07-11 19:26
| 2012夏AIR
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