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2010年 08月 14日
このたびのレジデンスアーティスト、藤浩志さん、小山田徹さん、高嶺格さんを講師に、「ドローイング教室」を開講。参加者のみなさん、それぞれ年齢、経験の幅広い方がご参加くださいました。そこで、子どもと大人のグループにわかれてワークショップを開始。
まずは大人編のpart1:藤浩志さん担当のレポートから。 ![]() 参加者の自己紹介後、スタジオにあるもの、なんでも好きなもの、あるいは得意な素材をつくって、手を動かしてみます。 ![]() それによってできたもの。これはアクリル絵の具を、筆を使わずに紙に直接のせていく方法。デザインを勉強している高校生の作。 ドローイングとは、何かを描こうとせず、手を自由に動かしていくことでできていくもの。また、線には素材への属性がある。クレヨン、鉛筆などの素材によって柔らかいもの、硬いものを描きわけることができる。また、持ち方、使い方によっても、できるものの違う。しっかりとした線、弱い線。それらを使い分けることによって、イメージの再現が可能になる。ドローイングとは、手の動きの訓練、つまり、手の動きのボキャブラリーをつくること。その手の動きがおのずと線になって出てくるもの・・・。 ![]() ここで、手の動きの訓練のスタート。傘、椅子、造花etcを見ながら、クレヨンでその構造を描いてみます。藤:「見るより、構造を考えて描いてみてください。」普通に握るだけではなく、クレヨンの側面だけを使う、あるいは長手の方向だけに縦に手を動かして描くという、制限を加えた描き方をしてみます。 これだけで、はっとするような新鮮な線が生まれています。 ![]() みなさん、とても熱心にメモをとっています。 ![]() 続き、ギャラリーへ移動し、藤さんの展示スペースにある「ねぶた」の素材を使い、空間にドローイングをすることに挑戦しました。 ![]() いろいろと、素材をいじってみます。何かを作ろうとせず、手が動くことで自然にできるものとは・・・。 ![]() 参加者がつくった「何か」。それを「作品」にするためにタイトルをつけて各自発表。 何でもないものが作品になるためには、客観的、意識的な編集作業が必要。タイトルをつけることもそのひとつ、という藤さん。 客観的な視点を知ること。作品とそうでないものの違い。手と頭を動かして、参加者のみなさん、何か晴れ晴れとした表情をしていたのが印象的でした。 (T.H)
by acac-aomori
| 2010-08-14 17:39
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