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2010年 08月 12日
さて、3人目の登場。藤浩志さんです。
このたびの「ツナガルシクミ」というタイトルを与えてくださったのは、藤さんです。 実はこの3人は、同じ高校の美術部からスタートし、大学、バレーボール部、演劇部・・・と、とても強いツナガリのある3人。世代の差こそあれ、あるひとつの時代、同じ時間、友人たち、関係性を共有してきました。それぞれが、現在、日本を代表するアーティストとして、国内外での活躍をしている3名がそろって、再び時間と場を共有するレジデンスとなります。ここでの対話、共同生活、そして展覧会を通して「ツナガルシクミ」が見えてくるはずです。 さて、藤さん。社会のしくみや関係性の連鎖、そこで生まれる価値について考え、活動を行ってきました。そんな藤さんが、このたび着目したのは「ねぶた」のしくみ。 誰がどのようにしてねぶたをつくり、それはどのように展開されていくのか・・・? ねぶた小屋をめぐり、制作者との対話を試みました。祭りが終わった後、ねぶたは取り壊され、廃棄し、翌年また新たに制作されます。 そこで、祭り終了後、大型ねぶた1台をいただくことができ、廃棄されるはずであったねぶたを使って、新しい作品にできないか?と考えました。 下記は、取り壊しの作業に立ち会った様子です。 青森のみなさんは、このねぶたに見覚えありますか? 日本通運ねぶた実行委員会による≪天神 菅原道真≫(作:柳谷優浩)です。 頭上から落ちてくる稲妻!宵闇の中、勇壮に出陣していた姿がとても印象深く素晴らしいねぶたでした。 実は、この作業を行う直前までは豪雨と落雷!まさしく菅原道真の魂が降ってきたようで、本当に驚きました。ねぶたの魂が今ここに宿っていることを実感。 壊す直前のねぶた。ねぶたは、終わってすぐに台から降ろされ、まず、「目」をくりぬかれます。これは、ねぶたから魂を抜く、という意味があるそうです。つまり、人形に魂を与えるのは、「目」であること。 そのあと、内部の電球、配線が取り除かれます。 重機をつかって、小さくし、トラックへ。 ACACに運んできました。雨の中の作業、みなさん本当にお疲れさまでした! 藤さんの手の中で、一体何になるのか・・・。 素材は、針金、木材、和紙、ねじ類に分類され、会場にいらっしゃった方が持ち帰ったり、その場で工作をして遊んでいただくことができます。それぞれの素材が本当にしっかりしていて、驚くばかり。和紙は色とりどりに塗られ、とてもきれい! 夏休みの工作の宿題の材料に、いかがでしょうか!? ぜひ、会場でお待ちしております! ねぶたの引き取りに対してご協力いただいた、日本通運ねぶた実行委員会様、秋田武様、本当にありがとうございました。改めて感謝申し上げます。
by acac-aomori
| 2010-08-12 17:11
| 2010AIRツナガルシクミ
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