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2010年 05月 26日
5月18日に青森公立大学の「美と価値」という授業にナデガタが招かれてお話をしてきました。受講生は120人。みんな専攻は経済や経営なので、美術は専門外の学生さんたちです。そんな彼らにアーティストの視点から現代美術のいろはを楽しく語っちゃおうっていう授業でした。多分みんな現代美術は「むつかしい」とか「わからない」って思っているのでしょうが、「ちょっとしたことに疑問を持つことや、考えてみることは重要だし、わからないってことは重要なんだよ」っていうことをナデガタが影響を受けた歴史上のアーティストや、彼らの活動を紹介しつつ、学生さんに考えてもらう授業となりました。実際、自分が当たり前だと思っていることも、ちょっと違う側面から眺めてみるとまったく異なったものに見えたり、新たな価値が発見できたりするんですよね。
授業ではマルセル・デュシャンによる《泉》という既存の便器にサインをして展覧会に出品した作品から、ランドアートの代表作であるロバート・スミッソンの《スパイラルジェッティ》、そしてジョセフ・コスースによる椅子とその椅子の写真と辞書の「椅子」の項目を拡大したものの3つを一緒に展示する《1つおよび3つの椅子》の3作品を紹介してコンセプチュアルアートやリレーショナルアート、そしてナデガタが試みている「芸術作品の境界を探る試み」だったり、「価値観のあり方を問う」姿勢などについて、「何も面白いと思うのか」っていう視点からかなり熱く語っていました。 その上で彼らのこれまでの作品の中から、天井にぶら下がったバナナを獲得するために70センチメートルだけ床を高くし、その過程で起こる様々な出来事を記録していった《インストールパーティ》や、10日間だけで3ヶ月のワークショップを実践したと見せかけたドキュメントムービーをつくるという《パラレルスクール》などの作品を紹介し、今回の《24 OUR TELEVISION》の説明などしました。結構熱いトークで、面白かったと思います。 授業終了後にACACの宿泊棟でお昼を食べながらミーティングを実施することにしたのですが、授業を受けたなかで10名強の学生さんがこちらにも参加してくれて、これからプロジェクトを一緒につくっていくことになりました。今後どのように展開していくか非常に楽しみです。 ちなみに「24 OUR TELEVISION」のドキュメント番組を制作中の青森ケーブルテレビの澤谷ディレクターはこの日も密着取材に来てくれました。こちらもどんな番組になるか楽しみです。 そしてプロジェクトはいよいよ本格始動です! はっとり
by acac-aomori
| 2010-05-26 19:18
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