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2010年 05月 20日
5月16日午後2時〜4時までの約2時間でナデガタの作品プレゼンテーション&制作スタッフ募集の説明会を実施しました。事前のミーティングや新聞・テレビなどに協力していただいた告知の効果もあって約40名の方が集まってくれて、大盛況のうちに終了しました。マスコミ各社の方も多数ご来場いただき、みなさまのプロジェクトへの関心の高さを実感させていただきました。
今回の説明会はこれから一緒に作品をつくってくれる人たちとの最初の出会いの場でもあるので、どんな人が来てくれるかナデガタの面々共々ドキドキしながら待ちわびてました。説明会の会場は国際芸術センター青森のラウンジで、最初に担当学芸員からなぜナデガタを招聘したのかを含めた彼らの紹介とこれまでの経緯の説明、次にナデガタの山城さんと中崎さんにマイクを渡し、1時間ほどかけてゆっくりとこれまでの作品のプレゼンテーションをしていただき、その後休憩を挟んで「24 OUR TELEVISION」の説明とどんな関わり方があるのかの具体的な提案をしていただきました。約2時間充実したトークとなりました。 ナデガタのプレゼンで興味深かったのは三角形という図形を用いた彼らのプロジェクトのあり方の解説です。 つまり、通常作品として提示されるのは氷山の一角となる一番頂点にある完成されたものであり、それまでの思考過程や失敗作、あるいは手伝ってくれた人の努力や痕跡などは、直接作品に見えてくることはあまりありません。ところはナデガタは、その氷山の一角である最終的なアウトプットとしての「作品」といわれるものだけでなく、作品が完成するまでに起こった全ての出来事や関わった人々の痕跡などすべてのプロセスを作品として提示しています。そこには、「芸術とはなにか」、あるいは「作品とは何か」という根源的な問いや、既存の価値観や視点を疑い、もう一度異なった角度から眺めてみようという冷静で客観的な姿勢を捉えることができます。 ちなみに、彼らの作品に関するキーワードをあげると ・インスタント(即興的)なパーティによる空間 ・出来事をつくること ・人・もの・ことをつなげる仕組みをつくること ・場を生成すること ・客観的な視点で眺めること ・入れ子状の対応関係のある構造をつくること ・様々な事柄を重層させることによる複雑化 ・視点の複数性 ・ドキュメントすること ・出来事を定着させる思考 ・コミュニケーションやコミュニティに関する考察 ・現実と虚構のあり方 ・芸術の現在性 などなどがあります。 以下、写真で説明会の様子をご覧ください。 ちなみに説明会終了後の懇親会にも24名のかたが参加してくれました。 砕けた飲み会の場での話ってほんとうに重要なんですよね。 皆様これからどうぞよろしくお願いいたします。 はっとり
by acac-aomori
| 2010-05-20 13:20
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