カテゴリ
全体 2012夏AIR 2012淺井裕介展 | Asai exh 2011-2012版画WS 2011再考現学 2011中西信洋展 2011冬の芸術講座『日常の実践』 2010秋AIR 2010AIRツナガルシクミ 2010AIR_NIP 2009秋AIR 2010芸術講座『空間知覚』 acacの日々 AIRアーティスト情報 児童・園児たちの体験学習 学生サポーター AIRS(エアーズ) Buen's blog その他 未分類 最新のトラックバック
検索
タグ
再考現学
Re-Modernologio
24 OUR TELEVISION
Nadegata Instant Party
西尾美也
ASAI Yusuke
淺井裕介
Artist In Residence
ワークショップ
肌理と気配
acac tweets
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2009年 12月 09日
去る12月5日(土)にパク・ヘスさんの「写真を使って家族時計を作ろう!」のワークショップが開催されました。 このWSでは参加者に家族の写真、家族にまつわる写真を持ってきていただき、それを切り取ってほかの切抜きとあわせてコラージュして、「家族時計」をつくるというものです。 参加者はたくさんの写真を持ってきてくださりました。 家族が好きなものと組み合わせたり、何十年におよぶ家族の歴史をコラージュしたり、すでにいなくなったペットと今大切なペットを一緒に組み合わせたり、今はすでにばらばらに住んでいてめったに顔をあわせることのない家族を、時計の上では一緒にしてみたり・・・、そこにはそれぞれの家族の大切な歴史が描かれていきます。 そしてそれについて語ることは、単なる自分自身の表現を語ること以上の何かがあったような印象をうけました。 家族の写真をそれぞれのエピソードと重ねながら、コラージュしていくことは、家族それぞれについてもう一度考えることとなります。 ここでの目的は、ヘスさんの香水ワークショップと同様、それをたとえば家族で行うことで、「お母さんいつも忙しく働いてるよね」、「○○ちゃんはいつもたくさん食べるよね」といった家族同士のコミュニケーションを促したり、家族について、あるいはその歴史についてもう一度考えたりすることでもあります。 その背後には没コミュニケーションの傾向が感じられる(とヘスさんがいう)韓国の社会状況が背景にあったり、自分自身の本質や本当の事柄について伝え合うコミュニケーションの希薄な現在の状況についてのヘスさんの関心があります。 一方でヘスさんは「家族」にまつわるさまざまな問題に関心を持っており、このワークショップで参加者から聞くさまざまなお話が、彼女の作品制作におけるひとつのリサーチでもあったりしたようでした。 ちなみにこれはテストピースで、ヘスさんがACACの秋AIRをテーマに作った「擬似家族時計」です。 やっぱり本物の家族時計と比べるとあっさりしてますね。 楽しいワークショップでしたが、なんだかときどき無性に泣きたくなりました。 こんどー
by acac-aomori
| 2009-12-09 16:50
|
ファン申請 |
||