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2009年 12月 04日
11月29日に滞在アーティストのコーネリア・コンラッズによるレクチャーを実施しました。レクチャーには他の滞在アーティストたちも観客として参加していので、今回のレクチャーについては滞在アーティストの呉夏枝さんより簡単な感想レポートを書いていただきました。夏枝さんらしい彼女独自の視点で、コーネリアの作品を読み解いています。
以下夏枝さんの感想です。 *********** 彼女の話を聞いて気になったことは、作品をつくるイメージの発端がどこにあるのか。 ということだった。 すでにある空間が作品の一部となっている彼女の作品は、その場所の要素を作品の素材として取り込んでいる。作品を設置する場所に行ってから、作品の構想を考えているようだったけれど、そうであったとしても、それだけではない何か作品の「始まり」があるはずだと紹介される作品のスライドを見ながら考えていた。 ゲートをモチーフにした作品は、何か別の世界がその向こうにあるようかのような、または、かつてそこに何かがあったのかもしれないと感じさせる。 地に埋められた(ように見える)家の窓からは、「生き物」の気配を感じる。 今回の「HOME」展で展示された「隣人たち」と題された作品にも、おなじような気配が感じられる。その気配は、地に静かに身を潜めて生きている、身を隠して生きているそんな「生き物」たちの気配に感じられた。その「生き物」がなになのか。それは、彼女が今回の滞在中につくっていた「モンスター」たちとつながるかもしれない。また、モンスターといえば、人の不安や、理解不能なものの仮身だとも考えられる。そ の「生き物の気配」は、何かを暗示しているのだろうか。彼女は、「何かが住んでいる」というような言い方をしていたように思うけれど、目に見えない存在や、世界が、彼女の作品の向こう側に感じられ、イメージの発端がそういうものにつながっているのかなと、話を聞いてそんな想像をした。 ********** 夏枝
by acac-aomori
| 2009-12-04 12:32
| 2009秋AIR
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